こんにちは、石井菜美子です!
今日は、大学4年生のときにネパール留学して、学んだことを書きたいと思います!
というのも、今起業してから、その経験がすごく生きているからです。
日本と全く違う国で生活したときに、かなり強いメンタリティが養われました!
アジアの最貧国で生活を経験したことにより、
日本は何でも整っているし、何をしても死ぬわけじゃない、
だからチャレンジしない理由はないと思っています。
そもそも、なんでネパールに留学したか・・・・
わたしは、小学校の先生になるために、教育学部に入りました。
大学1.2.3年生のときは、とにかく基礎教養や学部の授業で1限から6限まで埋まっている。
4年生で教育実習、教員採用試験がある。
ふと、たいした経験もしないまま、このまま先生になって良いのか・・・と考えました。
小学校、中学校、高校、大学を出て、学校の先生なるということは、世の中・社会のことを全く知らない・・・
社会のことを知らない先生が、何を教えられるだろうか!?!?
大学生の今、少しでも多くの経験をしたい!!!
自分の価値観を広げるために、今までしたことないことを経験するために、留学することを選びました。
そして、どうせ留学するなら、未知の経験をしたかったのであえて発展途上国へ!
ネパール留学生活は・・・
語り尽くせないほど、いろいろなことがあり、いろいろ感じて帰ってきました!
1 インフラが整っていない不便さ
電気、ガス、水道などのインフラが全然整っていない。
電力不足で、毎日3時間ずつの停電。停電時間はろうそく生活(笑)
水不足で、水道をひねっても水が出ない。シャワーは1週間に1,2回しか入れない不快さ。
あまりにお風呂入れなくて、身体にカビが生えてました・・・汗
2 不衛生からの体調不良
不衛生が理由か、飲み水が身体に合わないのか、ほぼ毎日下痢状態・・・
ひどいときには、脱水症状で病院に運ばれるほど。
3 ネパール政変
留学中、ネパールの民主化へのデモ活動が勃発。
国王が外出禁止令を発令するなか、
ネパール国民は無視をして、毎日何十万人規模のデモ活動をし、車・バスなどが炎上し、町中で銃撃戦。
この国はどうなっていくのか、私も巻き込まれるのではないか・・・と、不安な毎日。
4 男女差別、カースト差別
男尊女卑の文化、カースト制により、
わたし自身が女性であり、外国人ということで、セクハラまがいなことを何度も経験。
5 貧しい子供
村の口減らしで、カトマンズに出稼ぎに来てる子ども、
ストリートチルドレンと呼ばれる道端でうろうろしながらシンナー等をしている子どもなど。
日本の子どもたちは、どんなに幸せか・・・と感じました!
こんな経験をして、どんな環境でも生きていけるメンタルが備わりました!笑
これだけを聞くと、ネパール留学経験は辛い経験なのでは・・・と思われる方もいるかと思いますが、
留学生活は、本当に楽しく、一生の思い出に残る大切な経験です。
ホームステイをしていたのですが、
お父さん、お母さん、娘、息子2名は、わたしを本当の家族のように迎え入れてくれました。
わたしがネパール語を全く話せないため、最初はジェスチャーで会話。
最後は、本当の家族だと思えるくらいの絆ができました。
ホームステイ先は、中流階級の家庭だったので、すごく貧しいわけではないですが、日本ほど豊かな生活はしていません。
一番印象的なのは、家族が本当に仲がいい!!!!!
仕事や学校から帰ってくると、みんなで、今日一日の話をして、みんなでご飯を食べて、みんなでテレビをみて、健康的に早く寝る。
子どもたちが宿題をやっていて分からないところがあると、姉弟で教え合ったり、お父さんが教えたりしています。
土日もみんなでお出かけしたり、親戚の人が遊びに来たり。
本当に家族の繋がりが強くて、親戚の繋がりが強くて、近所の人との繋がりが強くて、みんな温かかった。
本当の幸せってなんだろう・・・
留学中は、このことを何度も考えさせられました!
日本は、経済的には豊かで物が溢れているけど、共働きで子どもが学校から帰っても親が家にいない現状がある。
ネパールは、経済的には豊かじゃないけど、家族が仲良くて、みんなで支え合っている。
ネパールには、今の日本が忘れてしまった人のつながり・人の温かさがあり、
ネパールのほうが幸せなんじゃないかなって、感じて帰ってきました!
大学4年生で1人でネパールに行き、1年間生活。
大変なこともたくさんあったけど、とにかく楽しかった!!!!!
留学経験を通して、
どんな環境にも順応し、困難そうに見えることへもチャレンジしていけるメンタリティが養われたと思います!
自分が8年間経営を続けられているのは、1つはネパールで培った強いメンタリティです!